袋栽培のTheSkyFarmers は、現在準備中です。

2020/04/07 14:37

袋栽培の特徴(メリット)

<土の量を調節できる>
トマトなど深くまで根を張る野菜は、袋の高さいっぱいまで土を入れることができます。逆に土の深さを必要としない野菜は袋をロールダウンし、少量の土で栽培をすることができます。

<排水量を調節できる>
育成に大量の水を必要とする野菜は、開ける排水穴の数を減らしたり、穴の位置を高くすることで、袋に留まる水量を多くすることができます。また乾燥した環境を好む野菜については、排水穴の数を多くするなどして、水はけのよい環境を再現することができます。


<ネギ、ジャガイモなど土増しに便利>
土増しが必要な野菜については、袋をロールアップした高さまで土を投入することができます。また袋内部が黒色のため日光を通さず、土増し後の緑化阻止にも有効です。



<袋を破ることで収穫が楽>
深くまで根をはる野菜は、袋自体を破って中身を取り出すことができます。収穫にかかわる手間や体力、腰を痛める心配などがありません。

<コンパクトに収納でき、不使用時の保管場所に困らない>
小さく折りたためる栽培用のビニール袋なら、収納場所のスペースを考えることなく、閑散期の冬については使わないプランターの置き場所に困りません。


<実用的な加工と高いデザイン性>
底面は倒れにくいフラット加工。また汎用性の高い約16Lの容量サイズを採用しました。また高いデザイン性を採用しつつも、マジックで袋に品種などを直接書けるスペースを確保するなど、高い実用性も備えます。

<圧倒的に軽い>
プラスチック製や陶器製に比べ抜群に軽いため、プランター自体の移動が楽になります。またプランター自体が粗大ごみにならず、処分費用がかかりません。オフシーズンには土の保管袋としても使用することが可能です。

使用上の注意

・鉢底石は使用しないでください。袋が破損する恐れがあります。

・断熱性が低いため、通常のプランターに比べこまめな散水が必要です。また保水性の高い土を使用することをお勧めします。

・陶器製プランターなどに比べ、経年劣化が早く、1~2シーズンで取り換えが必要です。アスパラガスなど、長期にわたり栽培が必要な野菜の栽培には向いていません。

・破損の恐れがあるため、袋の端を持たず、底を支えるように持ってください。

・火気に近いところで使用しないでください。

使用方法

1.袋を広げ、投入する土の容量に合わせ、袋の上辺より織り込みます。

2.約3cmのウォータースペースを確保し園芸用用土を入れ、栽培する植物にあわせて排水穴を4~8か所、ドライバーなどで穴をあけます。
3.植え付け、または種まきをし、排水穴から勢いよく水が飛び出すまで水やりをします。

上手な活用法

<防虫ネットや不織布のかけかた>

害虫から野菜を守るために防虫ネットや不織布をかける際には、

1)先に止め紐を栽培袋にキツめに結んで、2)防虫ネットや不織布を紐の下を通す。

という順番でかけると、簡単にしっかり止めることができます。

また止め紐はシュロ縄などでもよいですが、伸縮性があり耐候性に優れたトラック用平ゴムロープを必要な分だけカットして使用するのがおすすめです。


<さらに袋の高さを伸ばす>
ネギやジャガイモの栽培で、増し土をするスペースがなくなった場合は、古くなった袋をハサミで切り、筒状になった袋をかぶせることによって、土を入れる高さを確保することができます。
土からの圧力によって追加された袋は緩やかに固定され、土がこぼれることはありません。ただし土が袋の端を持つと袋が抜けてしまい、土がこぼれるので注意が必要です。